冷えをつくる小さな下着

冷え改善方法

きつい下着は血液の循環を悪くする

スタイルを気にするあまり、ぎゆうぎゅうに締めつけるボディスーッやガードルを身につけていませんか。
体をきつく締めつける下着は、血液の循環を悪くして、血の流れをとどこおらせてしまいます。
東洋医学でいう「疲血」の状態にしてしまうのです。
特に、骨盤のまわり(下半身)をきつく締めつけるのは考えものです。
ここは、女性がいちばん冷えをため込みやすいところですが、きついガードルは、その大事なおなかの血行をわざわざ悪くするようなものなのです。
また、ウエストやすその部分がきつい下着は大腿部のつ時根にある大腿動脈や鼠径部のリンパ管を圧迫し、下半身の血液循環を悪くします。
血行の不良は、イコール冷えです。
こういった冷えは重い月経痛の要因になったり、子宮筋腫の症状を悪化させることにもなります。
きつい下着は、空気の層ができないということも問題です。
下着は、健康を考えるなら、ゆったりとしていて体と布地との間に空気が入る余地のあるものを選びましょう。
体との間に空気の層があると、暑い季節は体のまわりに風の流れができて涼しく感じますし、寒い季節には空気の層が体温を保つ役割をします。
空気は、体を守る天然の保温装置なのです。

小さな下着は体のかなめの仙骨を冷やす

ここまでみれば、おへそか出るビキニタイプの小さなパンティが、いかに体によくないかがおわかりでしょう。
夏などは、ついゆだんして小さな下着のまま、冷房のきいた部屋にいたりしますが、これは、女性にとっていち
ばん大事な器官をわざわざ冷えにさらすようなものです。
東洋医学では、「仙骨を冷やしてはいけない」とされています。仙骨とは、脊椎の下端部にある、骨盤の後ろの壁をつくっている骨です。
脊峨椎は、人間のバックボーンになるところで、中でも仙骨はそのかなめともいえる大事なところです。
この骨力冷えると子宮や腸などをガードしている腸骨までが冷え、さらには子宮や卵巣などの内臓を冷やし、自律神経の働きが乱れたり、ホルモンのバランスがくずれてしまいます。
また、ビキニのパンティはヒップダウンを招くことがわかってきています。
スタイルを気にして小さい下着にすると、結局は、美容にも健康にもよくないという皮肉な結果になるのです。
パンティは、おしりやおなかをすっぽり包み込むタイプのものをおすすめします。
スパッツや腹巻きを重ねて着るのもよいでしょう。
このごろは、おしゃれなものがいろいろ出ています。なお、下着の布地は木綿や絹など天然素材のものを。
私たちは、特に運動などをしなくても1日に約500ml汗をかきますが、化繊の下着では、
水分を吸いとらないため蒸れますし、ぬれたままの皮層は体を冷やします。

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